みなさんこんにちは!
11月に入り肌寒くなってきました。
寒くなってくると自動車業界では、「スタッドレスタイヤ」が話題に上がります。
今回は、「スタッドレスタイヤって何?」についてご紹介します。
以前はタイヤに鋲(びょう/スタッド)が打ち込まれた「スパイクタイヤ」が主流でしたが、アスファルトを削ってしまい粉塵公害を引き起こしたため、平成3年から原則使用禁止となりました。
そこで、鋲を使わないタイヤ「スタッドレスタイヤ」が開発されました。
スタッドレスタイヤは、氷点下でも柔らかさを保つゴムを使用することで、凍結路や雪道でもしっかりグリップして安全に運転できるように作られているのが特徴です。
最低気温が3℃以下になると路面の温度は氷点下を下回り、普段雪が降らない都市部でも路面が凍結します。
特に、
・日光が当たらない日陰
・外気温の影響を受けやすい橋の上
・雨や融けた雪で路面が濡れて氷に変わる「ブラックアイスバーン」
など、気づきにくい凍結路面があるので、安全なドライブのためにはスタッドレスタイヤが必要です。また、お出かけ先が普段積雪のない地域でも、天候不順によって積雪、路面凍結の可能性があります。そのため、雪が降らない地域でもスタッドレスタイヤの準備と装着をおすすめしています。
スタッドレスタイヤは凍結路や積雪路以外での使用も考慮されているので夏でも走行可能です。
しかし、凍結路や積雪路での性能を重視して設計をされているので、降雨時の路面や乾燥した路面だと夏タイヤに比べて制動距離が長くなってしまう傾向があります。
また、スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べてタイヤのゴムが柔らかいので、夏に使用すると減りが早くなってしまいます。
そのため夏でも使用いただけますが、おすすめしません。
初雪が予測されている日の1カ月前から2週間前が交換の目安です。
愛知県のここ30年の平均初雪日は12月22日なので、11月21日から遅くとも12月7日までには交換をおすすめします。
ですが、シーズンは店舗が混雑しやすく交換までに時間がかかってしまいます。
早い時期ですと、比較的余裕をもって交換が可能です。
加えて、新品のスタッドレスタイヤが本来の性能を発揮するためには、200km以上の慣らし走行が必要です。
安全のためにスタッドレスタイヤは早めのご購入と履き替えをおすすめしています。
愛知日産ではスタッドレスタイヤの履き替えはもちろん、ご購入の相談も承っております。
安心安全なカーライフを送っていただくために、早めの相談をご検討ください。
ご用命お待ちしております。